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A-TOM ART AWARD 2025 受賞者発表・受賞者展開催


当社は、若手アーティストの育成を図るとともに、文化を通じた都市・地域活性を目指し、芸術を学ぶ全国の学生から作品を募集する「A-TOM ART AWARD 2025」を開催しています。多数の応募の中から、書類選考、プレゼンテーションによる最終審査会を経て4名の受賞者が決定いたしました。11/7(金)~11/22(土)  の期間、コートヤードHIROOにて受賞展を開催いたします。
さらに副賞として、2026年に東京、地方都市でのアートプログラムを予定しております。本アワードを通して、若きアーティストたちが社会や人と繋がり、活躍の場が拡がるきっかけとなることを願っております。

作家一人ひとりが考える「Humaning -人間すること-」について、作品を通してご覧ください。

A-TOM ART AWARD 2025 EXHIBITION
会期:11/7(金)~11/23(日)
時間:12:00~19:00
休廊:月曜日
会場:コートヤードHIROO(東京都港区西麻布4-21-2)
入場無料
参加作家:姥凪沙、辻純、鈴木一生、リー ムユン
主催:株式会社アトム


姥凪沙

1999年生まれ
東京藝術大学美術研究科先端芸術表現専攻 修士課程在籍

先天性のてんかん持ち・右半身マヒにより、一見すると身体障害者と気付かれないが健常者でもない。 右の手・足・耳が不自由な身体障害者。私の身体は、身体障害者・性・家族または愛について記憶しているメディアのひとつと考えて表現活動を行っている。身体を忘れないためにはなにができるか?身体表現を中心に映像表現や空間表現、写真表現などから作品制作を行う。
https://www.instagram.com/babananana910/


受賞作品|Take Your Time


辻 純
2001年神奈川県生まれ
東京藝術大学グローバルアートプラクティス修士課程在籍

日本画を学んだ経験から希少な鉱物資源を絵具として用いることに疑問を抱き、より持続可能な表現を模索する中で、身近な雑草や外来植物から顔料を作り作品に活用する独自の制作「草木画」を展開。自然と人との共生や土地の歴史を踏まえ、外来植物と日本人の関わりを美術家の視点から捉え直すプロジェクトを進めている。絵画にとどまらず、不要になった新聞紙を再利用した立体作品や、草木染めを施した廃材による額縁制作なども行い、環境に配慮した表現の可能性を探求している。近年の展示に「多摩美術大学卒業制作優秀作品展」(2025、多摩美術大学アートテークギャラリー)、「辻純 個展」(2023・2024、新百合21ホールギャラリー)などがある。
https://www.instagram.com/100tsujijun/


受賞作品 | 裏山


鈴木一生

2004年富山県生まれ
武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻在籍

「私たちはどこから来て、どこへ向かうのか」をテーマに掲げ、民俗学的視点での土地や風土のリサーチをもとにした表現活動を行う。受け継がれ、今も変化し続ける民俗文化に対して、どのように関わることができるのか、捉えることができるのかを探っている。それは、現代における民俗のありようを見つめ直し、私たちの在り方を問う行為でもある。
https://www.instagram.com/issei_suzuki_/


受賞作品 | 道具と使い方2025


LI MUYUN

2000年、中国・上海生まれ
東京藝術大学先端芸術表現科修士課程在籍

2018年7月に来日。2019年に東京藝術大学先端芸術表現科へ入学し、卒業後、同大学大学院美術研究科修士課程に在籍中。
時間芸術(タイムベースト・メディア)を基盤に、インスタレーション、映像、ステレオドラマ、パフォーマンスなど多様な形式を横断して制作を行う。制作の中心には「自由」と「愛」という根源があり、複合的な芸術実践を通じて、社会に潜む排他性を映し出しつつ、人間の存在と自由の形を問いかける。観る者とのあいだに対話や共鳴を生み出し、微かでも確かな変化を社会に育むことを目指している。
https://www.instagram.com/mira_culous0508/


受賞作品 | 無題/自在に近づけるための3000回の祈り