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A-TOM ART AWARD 2024 受賞者発表・展覧会開催
当社は、若手アーティストの育成を図るとともに、文化を通じた都市・地域活性を目指し、芸術を学ぶ全国の学生から作品を募集する「A-TOM ART AWARD 2024」を開催しています。多数の応募の中から、書類選考、プレゼンテーションによる最終審査会を経て4名の受賞者が決定いたしました。2024年12月1日(日)~12月22日(日) の期間、コートヤードHIROOにて受賞者によるグループ展を開催いたします。
さらに副賞として、2025年にアーティスト・イン・レジデンス、株式会社セイコーエプソンのご協力によるものづくりツアー&研究開発ワークショップを開催いたします。本アワードを通して、若きアーティストたちが社会や人と繋がり、活躍の場が拡がるきっかけとなることを願っております。
A-TOM ART AWARD 2024 EXHIBITION
会期:12/1(日)~12/22(日)
時間:12:00~19:00
休廊:月曜日、12/20(金)
会場:コートヤードHIROO ガロウ(東京都港区西麻布4-21-2)
入場無料
参加作家:湯川爽海、武田椿、水野渚、宮森みどり
主催:株式会社アトム
協力:株式会社セイコーエプソン
湯川爽海
2000年東京都生まれ
武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻在籍
身の回りの瑣末な出来事に価値を見出し作品化することで、普通の生活が新しくみえたり解像度が上がったりする──日常の再発見をテーマに制作しています。
受賞作品「9つの正方形」
武田椿
1995年 東京都生まれ
東京藝術大学大学院 映像学科 アニメーション専攻在籍
作品を作り続けていく中で大事にしている事は、物語中に描かれる人物の感情を加工しきらず純粋なまま残す事です。それは、素朴でも実話のように感じて欲しいと考えているからです。作品を通して行う体験の多くは、現実よりもずっと弱いものだと思います。そんな儚い体験でも、しっかりと誰かの心に実体験のように根を張ってほしい。おこがましくも、自分が作った作品が誰かの現実の中で、より現実らしく残り、日常を振り返ったり、寄り添ったりする力のある作品になって欲しいと思って制作しています。
受賞作品「サカナノコウシン」
水野渚
愛知県生まれ
東京藝術大学大学院 美術研究科 グローバルアートプラクティス専攻在籍
私は、主に「食べる / 触れる」という行為を通じて、人と人、人と土地との関係性やケアのあり方を探究している。「食べる」ことは、他者と分かち合う最も原始的な方法のひとつであり、外部の物質を取り込む危険を伴うが、同時に私たちの心身に栄養を与える。食べることで循環する身体を通して、遊び心に満ちた方法で世界との対話を試みたい。
Photo: Xiaotai Cao
受賞作品「タメイキバナ」
宮森みどり
東京を拠点に活動している。生活の中で行う行為や発話を意識的に捉え、様々なイベントを企画・主催。立たされた状況の中で何を行為してしまうのか、何を行為できるのか、そしてそれにどんな意味があるのかを考えながら、実践と研究をしている。日常的に規範や秩序などによって制約を受けている行為の可能性を模索してインスタントな形で上演する活動を展開している。
受賞作品《Project; One Family Story》(2024)インスタレーションビュー|撮影:堀蓮太郎
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